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1 | ネパール: 市民運動のツールとしてのソーシャルメディア | 尼泊爾:用社會媒體動員民眾 |
2 | 中東やインドでは、市民の目標達成のため若者がソーシャルメディアの力を利用したが、それに続いて、政治的混乱を懸念するネパールの若者たちもソーシャルメディアを積極的に取り入れている。 2011年5月7日土曜日、カトマンズにある広場に数百人が集まり、期限である同月28日までに憲法の草案を作成するよう要求した。 | 雖然這些活動在尼泊爾及國際主流媒體都有不少報導,有些人卻感不滿,Deepak Aryal在尼泊爾知名部落格Mysansar上,指稱籌辦與參加活動的年輕人是「騙子」: |
3 | この集会はネパールの現状改革主義および政治情勢にとって特別なものとなった。 参加者の組織と後押しに、ソーシャルネットワーキングサイトであるFacebookが重要な役割を果たしたためである。 | 我們相信自己站在正確與良善的一方,覺得自己在口舌惡毒者面前創造誠實和道德的假象,但我們究竟擔起多少責任? |
4 | 抗議者たちの列 (写真:Nepal Diary) | |
5 | NepaliBloggerの中でPradeep Kumar Singhは言う。「 現状改革主義とその組織化に対するこの新しいアプローチ方法は、ネパールにとって間違いなく革新的なものである」 | 自己有多誠實、多 正確? |
6 | このイベント(Come on Youth, Stand Up!) | |
7 | への参加をFacebook上で表明した9000人のうち何人が実際に参加したか、私には分からない。 | 由誰來評斷? |
8 | それでも、イベントが大規模であったことは確かだ。 | 誰會為此在Facebook網站上奮鬥? |
9 | 今日、ネパールの若者たちがカトマンズで平和集会を開き、憲法作成に全力を傾けるよう指導者たちに迫り、また指導者の起こすいかなる不正に対しても若者全員で声をあげるよう促したのだ[訳注:原文の英語に誤りあり。 | |
10 | 一部、翻訳者の解釈に基づいて翻訳]。 今回の抗議集会を組織していたのは、NepalUnitesというグループである。 | 上層階級忙著批評他人,在Facebook網站說出各種建議,但下層階級根本看不到 Facebook。 |
11 | ネットを介さず従来の通信媒体でオフラインに機能し、ソーシャルメディアをその活動に取り入れていない旧来型のグループと異なり、NepalUnitesはFacebook、Twitter、You Tubeを積極的に利用している。 | |
12 | このことにより、ネパール国内だけでなく、国内に居住していないネパール人たちのコミュニティにおいても、彼らの呼びかけが若者たちへ届く結果となった。 Lex Limbuは、主に文化と音楽に関するブログを書いている学生である。 | 在他眼中,Facebook抗爭現象反映出尼泊爾社會的階級鬥爭,知名專欄作家C K Lal在My Republica網站亦有同感,將這些年輕人比擬是首都內最令人聞之喪膽的幫派份子,此言讓許多人意外: |
13 | 今回、Pradeep Kumar Singhに同調してロンドンで同様のイベントを計画している。 Nepal Unites Londonの名のもとに、5月27日にロンドンのネパール大使館前で抗議集会を開く予定でいるのだ。 | 現場大約有一兩百名年輕的烏合之眾,多數人穿著流行服裝,有一人的髮型模仿先前過世的Satya Sai Baba(願他安息),顯然不打算高喊口號,領頭者似乎多有尼泊爾共產黨的習氣,一直受到馬列主義強人Chakre Milan和Dinesh Adhikari Chari保護。 |
14 | 家で集会への参加を悩んでいるくらいなら、あれこれ考えずにただ来て加わってほしい。 家にいるよりも、手作りのポスターや旗にスローガンやメッセージを書いて持ってきて、政府に訴えよう。「 | 從人們對這場從Facebook發起的抗爭反應各異,就能明瞭冷戰時代的階級鬥爭心態仍存在於尼泊爾,部分人士排斥Facebook受到社會有些人青睞,並不只是厭惡科技,更反映出他們不滿眼中所見的階級裂痕。 |
15 | 所信を実行せよ」「働かないなら、給料なしだ」 | |
16 | 我々はネパールの現状に不満を述べたいし、政治家や政治体制批判もしたいと思っている。 | [本文英文版原載於2011年5月18日] |
17 | だから、そうした批判に積極的な全ての人が、家で愚痴を言うのをやめて、我々に参加できることを望んでいる。 | |
18 | より大きな力となるために。 そして、我々のメッセージを包括して祖国に送るために。 | 今年以來,中東與印度年輕人運用社會媒體力量,以達成民眾目標,而尼泊爾年輕人因為憂心國內政局動盪,也熱切希望擁抱新科技。 |
19 | 集会の最後に、私たちは大使館に書簡を渡すつもりだ。 (写真:Nepal Diary) | 2011年5月7日,數百人聚集在尼泊爾首都加德滿都一處公共廣場,要求憲法草案依約於5月28日完成,這項活動在尼泊爾社運界與政壇都很獨特,因為Facebook網站扮演號召及鼓勵參與的重要角色。 |
20 | これらの集会がネパールメディアや国際的な主要メディアで肯定的に報じられるようになっている一方で、快く思っていない者もいる。 | 尼泊爾抗議群眾排出的人龍,照片由Nepal Diary提供 |
21 | ネパールにおいて広く浸透しているブログMysansarで、Deepak Aryalは、集会を組織し参加した若者たちを「詐欺師」にたとえている。 | |
22 | 我々は、唯一自分たちだけが正しく善良であると信じ込んでおり、誠実で倫理的であると見せかけて、他人を誹謗中傷している。 | |
23 | しかし、我々は自分たちの責任のどれほどを実際に果たしているだろうか? 我々はどれほど誠実で正しいのか? | Pradeep Kumar Singh在NepaliBlogger部落格指出,這項社運動員新模式在尼泊爾前所未見: |
24 | 誰がそれを判断するのか? Facebook上で戦っているのは誰か? | 我不知道在群組報名參加活動的9000人裡,究竟有多少人實際前往現場,但這項活動的規模確實很大! |
25 | Facebookでの他人の誹謗中傷と説法の散布に忙しいのは上流階級であるが、下層階級の人々はアクセスすることができないでいるのだ。 Aryalは、Facebookでの抗議運動を、ネパール社会で続く階級闘争の一部と見なしている。 | 尼泊爾年輕人今日在首都舉辦和平集會,向政治領袖施壓,要求他們遵守憲法起草承諾,也讓每位年輕人發聲反對政治領袖的錯誤行為。 |
26 | 著名なコラムニストであるC K Lalは、My Republicaというコラムで同様の意見を述べている。 | |
27 | カトマンズの恐るべきギャングたちをどことなく彷彿とさせるその若い抗議者たちは、多くの人々のひんしゅくを買っているというのが、彼の主張である。 およそ100人~200人の若者からなる寄せ集めの群衆であった。 | NepalUnites動員此次抗爭群眾,相較於傳統實體組織使用傳統通訊媒介,至今未曾善用社會媒體,NepalUnites在Facebook、Twitter、YouTube等網站相當活躍,因而接觸到尼泊爾國內外年輕群眾。 |
28 | そのほとんどは、はやりのスラックスとT-シャツに身を包んでいた。 ある者は自分の髪を、亡きサティヤ・サイ・ババ氏(ご冥福をお祈りします)のあの有名な髪形に似せて仕立て上げ、スローガンを叫ぶことに心から賛同しているようには見えなかった。 | Lex Limbu為全職學生,部落格平常多以文化及音樂為主題,也準備與Pradeep Kumar Singh合作,在英國倫敦舉辦類似活動,預計在5月27日在尼泊爾駐倫敦大使館前抗議,以「Nepal Unites組織倫敦分會」自居。 |
29 | 声高な支持者に関しては、ほとんどネパール統一共産党派であるかのように見えた。 すなわち、カトマンズのマルクス・レーニン主義政治主導者であるChakre MilanやDinesh Adhikari Chariの庇護と後援を受けている類の人間ということである。 | 若在家的各位想要參與,請不要再遲疑,一同到現場來,也歡迎帶著自製海報與布條,寫上簡單口號與訊息,要求政府「趕快行動」或「不工作就沒薪水」。 |
30 | Facebookによって組織された集会への反応に大きな差があることから、階級闘争上にある冷戦時代の考え方に触発された確執がネパールで進行しているということは明らかだ。 Facebookがネパール社会の一部から受けた非難は、単に技術に対する反目というわけではない。 | 我們喜歡抱怨尼泊爾的情況、指責政治人物與政治環境,我希望人們不再只是在家抱怨,這次加入我們,形成更強大的力量、團結起來、把心聲傳回國,最後我們要把信函交給大使館。 |
31 | 目に見える階級間不和に対する深い不満の念を表象するものなのである。 | 照片由Nepal Diary提供 |