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1スペイン語ブログ、日本の大地震を語る西語部落客看待日本強震
23月11日、マグニチュード8.9(訳者注:気象庁の最新の発表はマグニチュード9.0)の大地震が日本を震撼させた。
3程なくして、世界各地のスペイン語ブログが地震について発信し始めた。日本於3月11日發生芮氏規模8.
4写真 Roberto Maxwell提供 (CC BY-NC-SA 2.0)
5ブログRecursos de Autoayuda [es] (Self-help Tools) は地震後の日本人の反応をこう綴る:
6こんな大災害に遭ってなお、堂々とそして冷静に痛みを受け止める日本人の姿に私は心打たれました。 皆、自らを律して苦難を乗り越えようと懸命です。9的強震,來自世界各地西班牙語系部落客的回應不少。
7この国の人々は数千年も昔から内なる力(気)をつかさどる術を知っていて、自然体で心の内面と向き合っているのです。 震災に対する日本人の行動にそれは如実に表れています。[照片來自Roberto Maxwell,依據創用CC BY-NC-SA 2.0授權使用
8太字は著者による強調]
9ブログ Una Japonesa en Japón, [es] (A Japanese Girl in Japan) のライターNoraは、彼女が実際経験したことを克明に綴り、主流メディアの報道と目の前の現実とに差があると述べている:
10東京やその周辺部でも地震の激しい揺れを感じました。 それは本当に恐ろしかったことは間違いありません。Recursos de Autoayuda(自救工具)部落客論及日本人的反應:
11一方で、必要以上に誇張しようとしていた人たちがいたことも事実です。 実際は首都の街はごく冷静に受け止めていたのですが、こうした誇張が街を混乱させてしまいます。在如此重大災害之後,日本人有一項態度令我震撼,他們隱藏傷痛所展現的尊嚴與平靜,遵守內部自制與秩序的原則,壓低姿態熬過這一切,日本文化數千年來都在研究如何運用「氣」這種內在能量,充滿自省的精神,這種特質在他們對地震的反應中一覽無遺。
12東京の生活は今までのようにはいきません。
13余震がきて、停電があり、節電のため電車の本数も減っています。 それでも、タブロイド紙や一部の人が言うようなことは起こっていません。Nora在Una Japonesa en Japón(日本女孩在日本)部落格中,回述自己過去幾天的經歷,也比較傳統媒體報導與實際情形有何不同:
14何を読み誰の意見を聞くべきか、人々は分かっているのだと思います。 ブログ Nipoc は、 日本に住むスペイン人グループが送った公開文書を掲載した。東京與周遭地區居民也感覺到地震,我們非常害怕,但有些人企圖進一步誇大其詞,將真正災區情況與首都平靜氣氛混為一談,東京狀況並非完全正常,仍有餘震、限電、電車減班節能,但絕非小報或部分人士口中所言,希望民眾能傎選閱讀內容與來源,才能瞭解確切資訊。
15私たちは日本に住むスペイン人です。 ここに、この公開文書を報道機関に送ることを決意しましました。Nipoc張貼一封公開信,作者是一群在日本的西班牙人:
16これをもって私たちは、地震、津波とそれがもたらした福島の原発の事故、そして日本全体についての報道のあり方について批判申し上げます。我們是一群現居日本的西班牙人,決定撰寫這封給媒體的公開信,批評記者報導地震、海嘯、後續福島核災及日本一般消息的內容。
17Juan Cruzは彼のブログ Mira que te lo tengo dicho [es] (I've Told You A Thousand Times), で原子力エネルギーをめぐる議論について次のように説明する:
18地震や津波の被害とほぼ同時に原子力発電所の事故が起こると、世間の原子力エネルギーをめぐるこれまでの議論は一変して、かつてないほど激しい対立となっている。 発電施設の事故は制御可能だと科学者たちが断言しても、この論争は簡単に解消できるものではない。Juan Cruz在Mira que te lo tengo dicho(告訴你上千遍了)部落格中,說明有關核能的論辯:
191986年、現在のウクライナのプリピャチで史上最悪の原子力事故が起こった。核電廠災變緊接著可怕地震與海嘯發生,讓核能論辯變成相當棘手的衝突,縱然科學家保證目前這些電廠的危險仍在控制之中,也難以令人信服。
20チェルノブイリ原子力発電所の事故である。 それでも、300世帯がかの地へ戻り、今もそこで暮らしている。1986年,史上最嚴重核災發生在烏克蘭普里皮亞季(Pripyat),亦即車諾比事件(Chernobyl),不過事後仍有300個家庭決心回故鄉居住,在日本震災後,車諾比事件再度成為討論話題,福島核電廠威脅也重啟核能論辯。
21大地震で福島の原発の爆発の危険が高まると、原子力エネルギーに関する論争は再燃した。 そして、チェルノブイリ事故も今また議論の的になっている。記者Alvaro Colmer Moreno在Frente al escritorio(桌前)部落格裡,重刊自已於2006年4月為《La Vanguardia》報紙撰寫的報導,另回顧車諾比歷史與現況:
22ジャーナリストのAlvaro Colmer Morenoは彼のブログFrente al escritorio [es](In Front Of My Desk)でLa Vanguardia 紙に2006年4月に寄稿した記事を掲載し、チェルノブイリ事故とその地域の現在の状況を解説している:
23それでもなお、そこに住む人がいる。 立ち入り禁止区域となった地域の35万人の住民に対し政府の退避命令が出てしばらくすると、生命に関わる放射能リスクがあるにもかかわらず数百人が元の居留地に戻っていった。然而還有人住在當地,政府下令核電廠附近區域35萬居民無條件撤離後,仍有數百人決定回到家鄉,無視於可能因輻射而死的危險,起 初衛生單位嚴格禁止民眾返家,甚至在污染區周圍築起鐵絲網,但人們依舊想辦法回去,軍方最後認為這場貓捉老鼠的局面永遠沒完沒了,才允許民眾居住在顯然受 污染的地區。
24当初、保健当局は帰還を禁止し汚染地域の周囲に柵を張り巡らしたが、それでも人々は柵を乗り越え元の家に帰り着いた。 政府と住民との駆け引きはいたちごっこだった。世界各地都會發生天災,極端天候每年提醒我們,大自然依然活動頻繁,包括暴雨、洪水、聖嬰現象、反聖嬰現象、地震、火山爆發、龍旋風、颶風等。
25ついに汚染地域を住民が占拠することを軍も認めた。
26自然災害は、世界のどこでも起こる。 雨、洪水、ラ・ニーニャやエル・ニーニョが引き起こす気象現象、火山、トルネード、ハリケーンなど、毎年、過酷な自然現象が発生すると、自然は生きているのだと改めて気づかされる。玻利維亞每年二月都會出現豪雨成災,今年亦不例外;全球之聲作者Deborah Baldelli也曾報導巴西在今年初的洪水;阿根廷[Santiago del Estero Santiago del Estero]省也發生洪水與山崩,No queremos inundarnos(我們不想淹水)部落格由一群鄰居組成,希望想辦法減少天災損失。
27ボリビアでは毎年、雨季の降雨量の増える二月ごろになると、洪水が発生し被害を受ける。待在家的孩子,照片來自Laura Schneider
282011年も例外ではなかった。 ブラジルでも2011年初に大洪水に見舞われ、Global VoicesでDebora Baldelliがこの事態をレポートした。綜覽世界各地與最近日本的災害後,問題在於,若災變臨頭,你會棄守家園嗎?
29アルゼンチンのサンチャゴ・デル・エステロ州でも洪水や雪崩が発生し、自然現象に対する備えの啓蒙活動を行うグループによって開設されブログNo queremos inundarnos [es](We Don't Want To Be Flooded)がそれを伝えている。
30ボリビアの少年- 写真: Laura Schneider
31最近の日本や世界各地のあらゆる災害を顧みると、「災害に直面して、家を捨てることができるか?」 という命題に直面する。Omaladed便在Historias de la ciencia(科學故事)部落格中提出這項問題,並說明輻射效應與撤離有沒有必要:
32実際この問いかけは、OmaladedによってブログHistorias de la ciencia [es](Stories of Science)に掲載された。
33ブログは放射能の影響を説明し、そして住民退避の正当性を問うている:罹癌機率從20%增至21.
34がんを発病する確率は、20%から21.8%に上昇する。
35そこで問いたい。 もし今住んでいる地域の発がんの可能性が20%から21.8%に上昇したと告げられたら、あなたは家を捨てますか?8%,我把問題反過來說,若他們通知你,現有居住環境的罹癌風險不是20%,而是21.8%,你會放棄家園嗎?
36写真 Roberto Maxwell提供 (CC BY-NC-SA 2.0)