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1明かりが消えた!燈又熄了!
2 世界中の多くの都市で停電は日常茶飯事許多國家每天都在經歷停電這回事
3タンザニア南部ンジョンベ州のある村の誕生パーティー。在南坦尚尼亞的Njombe地區舉辦的生日派對。
4この村の電力事情は不安定だ 撮影:ペニーラ・ ベランクセン 掲載許可済み這個部落沒有穩定的電源。 攝影: Pernille Baerendsten(經過許可使用)。
5この記事は、ジョージア・ポップルウエル、エラリー・ロバーツ・ビッドル、およびグローバル・ボイス メンバーにより編集された。本篇報導是由Georgia Popplewell, Ellery Roberts Biddle, 以及全球之聲社群協力編撰而成。
6先進国の大都市で停電が起こるのは、まれである。停電,對於一個已開發的國家是非常罕見的一件事。
7ニューヨークで1965年に13時間にわたる停電が発生したときは、ハリウッドでこの停電を主題にした映画が制作されるほどだった。當紐約在1965年停了13小時的電時,這便成了好萊塢的電影素材。
8米国のナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)は、今朝のニュース番組でイエメンの空爆、シエラレオネのエボラ出血熱による外出禁止令、および米国の医療政策を取り上げるとともに、アムステルダムで今日起きた停電については、30秒の時間を割いて報じた。全球公共廣播電台於今日除了報導葉門的空襲、獅子山因應伊波拉擴散而實施的禁足令、以及美國的醫療政策之外,還在早晨的新聞廣播用30秒的時間播報了阿姆斯特丹停電情形。
9アムステルダムの90分間に及ぶ停電により、ヨーロッパ第4の規模を持つアムステルダム空港への着陸を回避せざるを得なくなったという大混乱が生じた。 NPRがこういったことを報道したことも、アムステルダム空港のとった措置も妥当なことといえる。阿姆斯特丹停電長達90分鐘,具相當程度的破壞性,且造成許多航班須避開此全歐第四大的機場,全球公共廣播電台(NPR)對此加以報導自然情有可原。
10しかし、世界の多くの国において停電は、「ごくありふれたこと」でありニュースとして取り上げられることはほとんどない。 停電は、頻繁に起こることなので人々はそれに順応しながら日々の生活を送っている。不過,在許多國家停電是家常便飯、每日必經之事,一點都不「新聞」(英:dog bites man)。
11明かりが消える。 水道ポンプが止まる。不僅如此,除了歷經停電之外,可能還伴隨著抽水機停止運作、氣溫調節系統故障等事。
12空調が効かなくなる。 こういったことが頻発する所に住む人たちにとっては、インターネットのルーターが動かなくなるといったことも常に念頭に置いておかなければならない。如果你的國家和我們的情形一樣,不論你是在烏克蘭快被凍死或在孟加拉飽受快被烤焦之苦,你的網路路由器恐怕也無法使用啦!
13その居住地がウクライナの酷寒の地であれ、バングラデシュの猛暑の地であれ条件は同じだ。 アムステルダムの停電を切っ掛けに、グローバル・ボイスのメンバーたちがそれぞれの国の電力事情にまつわる話を、時々笑いを交えながら紹介しあった。因應阿姆斯特丹的新聞,全球之聲的成員們彼此分享自己國家的供電趣聞(伴隨此起彼落的笑聲)。
14これに参加したメンバーの半数以上は、情報を交換し合っている48時間の間に停電を体験した。其中,參與討論的成員有一半以上的人在48小時內經歷停電。
15エジプト在住のグローバル・ボイスのライターは、このメッセージが届いたとき彼の住んでいるミニヤーの町は停電中だということを、皮肉を込めて「今、ちょうど停電中だ。在討論時,其中一位居住在埃及明亞的作者剛好歷經停電,他的訊息故意寫著:「我們正在停電呢!
16暗闇の中に座っているので、本当に面白いよ」と記した。而我現在正坐在黑暗之中,這還真好玩!」。
17ライジングボイス管理者、エディー・アビラが作成した上記の地図は、世界各地から寄せられたコメントの発信地を網羅したものである。上圖 Rising Voices 的負責人 Eddie Avila 所製作的地圖,顯示出各國關於供電的回覆。
18この中のいくつかを紹介しよう。以下為更多例子:
19タンザニア南部地方:炭火アイロンで衣類をプレス。在南坦尚尼亞用木炭加熱的熨斗來燙衣服,比插電的更為便宜及可靠。
20このほうが電気アイロンより安くて信頼性もある 撮影:ペニーラ・ベランクセン攝影: Pernille Baerendsten
21レズワン、南アジア担当編集者 在住地:バングラデシュ、ダッカ 人口:1500万人 最近の停電:バングラデシュ時間今日午後3時(約4時間半前) 停電頻度:週に2回かそれ以上 日常生活への影響: 「高温のため、屋内での生活は耐え難い」南亞的編輯 Rezwan 地點:達卡(孟加拉) 人口:1千5百萬 最近一次停電:當地時間下午3點(約4. 5小時前) 停電頻率:每週至少兩次 對生活的影響: 「天氣太熱的時候,待在室內變得難以忍受。」
22ニハン・グネリ、ライター 在住地:トルコ、イスタンブール 人口:1800万人余 最近の停電:昨日 停電頻度:ほぼ毎日 日常生活への影響: 「発電機がなければ、まず仕事はできない」作者 Nihan Guneli 地點:伊斯坦堡(土耳其) 人口:超過1千8百萬 最近一次停電:昨天 停電頻率:幾乎每天 對生活的影響: 「沒有發電機的話,幾乎什麼事都做不了。」
23イスラム・サイード・アブドゥル・ワハブ、ライター 在住地:エジプト、ミニヤー 人口:400万人 最近の停電:今日(現在停電中) 停電頻度:一日に2~3時間 日常生活への影響: 「こちらでは、ほとんどの家屋およびアパートが水道ポンプで水を引いているので水にも不自由している。作者 Islam Sayed Abdul Wahab 地點:明亞(埃及) 人口:4百萬 最近一次停電:今天──就是現在! 停電頻率:每天2到3小時 對生活的影響:「除了沒電,我們也會斷水,因為大多的房屋都是靠抽水機把水運輸到家內。
24携帯もよく電波がつながらなくなるし、病院への電気供給もストップしてしまう」手機訊號或醫院有時也會停電。」
25道端の屋台で冷たい飲み物を売っている。在烏干達金賈提供冷飲的路邊攤。
26ウガンダ、ジンジャにて。這種情形在東非很常見。
27こういった光景は、アフリカ東部でよくみられる。那裡的居民沒有穩定的電力及冰箱。
28一定した電気が得られず冷蔵もできないからである 撮影:ペニーラ・べランクセン攝影: Pernille Baerendsten。
29アニー・ザーマン、 ライター 在住地:パキスタン、ファイサラバード 人口:300万人~400万人 最近の停電:今日、午後5時15分 停電頻度:半日、点いたり消えたりしている 日常生活への影響: 「水道からカメラの充電や携帯電話の充電まであらゆる面に影響が出ている。作者 Annie Zaman 地點:費薩拉巴德(巴基斯坦) 人口:3百萬至4百萬人 最近一次停電:今天下午5:15 停電頻率:一天中有半天都不停地在跟大家玩捉迷藏 對生活的影響: 「幾乎所有事情都被影響,從水力供應,到相機、手機無法充電。
30家計に余裕のある家庭は無停電電源装置かガソリンまたは天然ガス発電機を使用している。 この機械による騒音公害が発生している。(有些家庭可以負擔起UPS或者發電器(燃料或者通常是自然瓦斯),但這又會造成噪音污染。
31パキスタンに帰国してから)大声でしゃべるようになったと思う」自從我回到巴基斯坦,我覺得我講話的音量變大了。」
32マリー・ボネ、ライター 在住地:フランス、ストラスブール 人口:276,750人 最近の停電:「最近の「大」停電(「大」と言っても、当地のメディアでは小物扱いにされる)は、2014年9月にストラスブールの一部の限られた地区で起こったように思う。作者 Marie Bohner 地點:史特拉斯堡(法國) 人口:276,750人 最近一次停電:上一次「大」的停電,是2014年9月曾登上媒體版面的那次,停電範圍在史特拉斯堡的某個區域。
33停電は3分間続いたが、大抵の建物は停電に備えて自家発電装置を備えているので、大した影響はなかった。那次的停電有3分鐘且沒有造成任何大礙,因為大部分的大樓都有安全系統可供電。
34私が記憶している限りではストラスブールで停電で苦労したことはないと言ってよい 停電頻度:ほとんど発生しない 日常生活への影響: 「ストラスブールでは、停電で多少なりとも影響が生じたことはないといえる」我得承認在我印象之中,我幾乎沒有在史特拉斯堡因為停電覺得很痛苦或不便。
35書き込みをした人のほとんどすべてが、技術革新および日常業務への影響、予備発電装置の維持費用、および毎日使う水の貯留や加熱に伴う止むことのない苦労などについて嘆いていた。停電頻率:幾乎不會 對生活的影響:幾乎在史特拉斯堡這裡沒有什麼影響
36ベイルート在住で、グローバル・ボイスのライター・翻訳者のサリア・ラフメは下記のように記している。 私はレバノン人ですが、停電のなかった日を思い出すことはできません。根據大家所提供的資訊,停電造成的影響大多影響到科技、工作、備用電源的花費,以及日常熱水的儲備與供應。
37レバノンでは皆、電気料金を2倍払っています。 最初に、国家に納め、次に発電機のために支出します。身為作家兼翻譯的 Thalia Rahme 住在貝魯特(黎巴嫩首都)寫道:
38電気料金は、5アンペアごとに支払うことになっています。身為黎巴嫩人,我不記得哪天沒停過電。
395アンペアで契約した場合でも、支払いだけで最大100ドルにもなります。全黎巴嫩人民需要付兩次電費。
40金持ちの人たちは幸運です。第一次是繳給國家,另一次則是發電器的費用。
41彼らは10アンペアかそれ以上の電気料金を支払うことができるからです。我們每5安培就算一筆費用。
42夏季には、5アンペアでは、ほんの少しの明かりをつけ、冷蔵庫を動かし食べ物が腐らないようにするのが精一杯です。這5安培電的費用有時可以高達100美金。
43お湯の出るシャワーなど考えられません。通常只有有錢人才能負擔的起10安培以上的電。
44夏の真夜中に停電になり、エアコンをつけることができなくなってしまった時のことを想像してみてください。夏天時,5安培的電僅能提供你開幾盞燈及維持冰箱運轉以防止食物腐敗。
45発電機の使用時間がある一定数に達すると、発電機設備業者は発電機を使えなくしてしまいます。沖個熱水澡根本是件天方夜譚的事。
46蚊、吹き出る汗、不眠。想像一下,某夏日半夜裡又停電了,且冷氣無法啟動。
47なんとロマンチックな夜だこと。 そしてもちろん、停電はベイルートでも毎日起こります。更慘的是,等了幾小時後,發電器也無法提供你電源。
48停電の時間帯は、ある程度予測もできます。 予測に基づいてアイロンかけやシャワーの時間を決めるのです。在蚊子、汗流浹背、失眠的情境下,這何等的浪漫啊!
49今、6時15分です。這樣的情形在貝魯特每天都會發生,而且還是可預測的。
50ちょうど今、停電になりました。所以我們就會根據將要停電的時段來做把衣服燙好或把澡洗好。
51当地での生活の様子を垣間見てもらいましたが、水不足に関して言えば、旅行していて私が一番好きなのは、ホテルのシャワーです。像現在是6:15分,正是停電的時間。
52ホテルに滞在してるときだけは、この家の中にはシャワーを浴びる必要がある人たちが他にもいるんだと、私に向かって怒鳴る人はいないのです。這就是我在貝魯特的日常,斷水也是常發生的事。
53私はボリュームがありカールした髪を持っていますが、突然お湯が出なくなったために叫ぶことなしに、好きなだけお湯を流し続けることができます。我在外旅行最享受的事就是飯店裡的淋浴,因為沒有人會在我洗澡時催促我、吼我說後面還有人要洗,我可以恣意讓水流淌過我的厚重鬈髮,也無需憂慮突如其來的斷水。
54グローバル・ボイス・ルーネット・エコーの編集者タニヤ・ロコットは、1990年代のウクライナ、ルハーンシクの彼女の故郷で日常的に体験した停電について記している。 「輪番停電」と呼ばれる計画停電がありました。全球之聲 RuNet 的編輯 Tanya Lokot,敘述90年代在她家鄉烏克蘭盧甘斯克每日停電的情形:
55時間を区切って、停電する地区を割り振っていくのです。「輪流供電」是計畫型的停電。
56そのため、町のそれぞれ異なった地域が異なった時間に数時間ずつ停電するのです。也就指一個城市不同區塊會輪流在不同時間停電,以緩和整個盧甘斯克的電力需求。
57順番に電力供給を止めることで、市内の電力負荷を平準化するのです。 市民は、夜の何時に停電するかを常に把握して、料理、洗濯、学校の宿題などが滞りなくできるよう備えておくのです。我們總會先被通知什麼時候會停電,所以停電前就可以先把該完成的事做完,例如: 煮飯、洗衣服、寫作業……等等。
58エアコンは誰も持っていなかったので、問題にはなりませんでした(^-^)。而冷氣對我們沒有什麼影響,因為根本不會有人有冷氣。
59ジャーナリストとして東アフリカで数年働いたことのあるデンマークの記者ペニーラ・ベランクセンは、ダルエスサラームで起きた停電を思い起こしている。 タンザニアでは、今とはまるで異なった生活の仕方をしていたものです。來自丹麥的作者 Pernille Bærendtsen 在東非擔任記者多年,他回憶三蘭港的停電情形:
60夕刻、仕事が終わり、ダルエスサラームで自宅近くの脇道を通りながら、電気はちゃんと来ているだろうか、とあらゆる証拠を探したものです。在坦尚尼亞,我整天的行程和在丹麥是完全不同的。
61発電機の唸(うな)りが聞こえるだろうか。我記得下班後,我走在三蘭港的街道上,我是多麼地渴望尋找到任何有電的跡象:等一下會不會就能聽到發電器啟動的聲音?
62小さな店に石油ランプがともっているだろうか。店家裡的煤油提燈會不會被點燃?
63それとも、ちゃんと電気が通っているだろうか。或者,等一下會有電嗎?
64タンザニアでは誰もが停電に大きな関心を寄せていました。 ソーシャルメディアでも、電気に絡んだ汚職事件などがしばしば大々的に取り上げられていました。停電在坦尚尼亞是件嚴重的事情,也是社群媒體上最常討論的議題(因為此和賄賂等事情多多少少有關聯)。
65ナイジェリア、イバダン在住のグローバルボイス寄稿者・ライター、ウォッチャクー・エグブニケは、この記事を締めくくるにあたって、下記のような感想を述べている。來自奈及利亞伊巴丹的全球之聲作者 Nwachukwu Egbunike 有一個非常適合拿來當做結尾的說法:
66正直言って、この記事を読んで笑いが止まらなかった。老實說,我讀到這一篇文章時,我無法克制地大笑。
67私が生まれたときは、ナイジェリアでは停電があたりまえだった。說到奈及利亞的停電,我從出生就習慣啦!
68そんな状態が今も続いている。一天24小時都沒斷過電我還覺得奇怪呢。
69私は、電気が24時間滞りなく通じるようになるのを見ることなく死んでしまうだろう。 校正:Takako Nose譯者:Cindy Yang 校對:Bamboo Hsu、Timmy Shen