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1大学で相次ぐ5人の自殺、韓国社会当惑韓國:大學連續自殺事件
2韓国は今、ある有名大学で相次いで起きた自殺に騒然となっている。 それに伴い、大学の学長が採用したユニークな授業料のペナルティ・システムが、学生に過度なストレスを与え死に追いやったとして、非難を浴びている。韓國民眾最近都在討論,國內一所知名大學陸續傳出自殺消息,許多人批評校長實施獨特的「罰金制度」,導致學生承受極大壓力,甚至走上死亡一途。
3韓国科学技術院(KAIST)は、韓国の一流大学の一つであるが、ここ3カ月の間に、その学生4人と教授1人が自殺している。國內頂尖大學「韓國高等科技學院」(KAIST)在過去三個月以來,共有四名學生及一名教授先後自殺,媒體與該校學生都指稱,校內競爭激烈,再加上成績不理想就得繳罰金的特殊制度,才造成他們選擇絕路。
4地元メディアとKAISTの学生自らが、激しい競争に加えて、成績が下がると罰金を科すというKAIST独自のペナルティシステムによるプレッシャーが、自殺を引き起こしたと非難している。 学生の自殺は、一番最近では4月7日に起きている。最近一起案件發生於4月7日,《Korea Herald》報導,曾指導這位自殺學生的教授指出,他因為成績不夠理想而痛苦不已;4月10日,一位遭指控侵吞研究經費的知名教授亦自殺身亡。
5Korea Herald紙によると、この新たな犠牲者となった学生の指導教官であった教授は、学生が自分の成績の低さを気に病んでいたことを明かした。照片來自Pi Magazine Photo Library,依據創用CC授權使用
64月10日には、 研究費横領の罪で告発されていたKAISTの著名な教授の自殺が明らかになった。學生罰金
7Flickr siteよりPi Magazine Photo Libraryの画像   (CCライセンス)Lee Dong-hoon在Twitter網站上說明該校如何懲處學生:
8授業料ペナルティ若成績未達3.
9ツイッターユーザーのLee Dong-hoon(@Mr_DongHoon)のツイートに、ペナルティシステムがどのようなものかがまとめられている。
10成績評価点が3.0以下に落ちた場合、学生は0.01ごとのマイナスに対して6万3000韓国ウォンの支払いを強いられる。 例えば、成績評価点が2.5だった場合、ペナルティは300万ウォンとなる。0,每低0.01分,學生就得繳交63000韓圜,例如若某位學生獲得2.5分,罰金即為300萬韓圜,這種骯髒的罰金卻仍名為「學費」。[ …]
11この汚い、事実上の罰金は「授業料」と呼ばれている。[ …]牙醫教授Lee Yun-jung指出:
12歯科医であり、教授でもあるLee Yun-jung氏(@eyunjung)は、ツイッター上で次のように苦言を呈している:
13KAISTの学長Suh Nam-pyo氏は、とても合理的で筋の通った人間かもしれない。 でも学生が敗者という烙印を押されたらどんなに傷つくか、まるで分かっていない。該校校長Suh Nam-pyo是很有理性的人,但他不明白人被視為輸家時,會承受多大的痛苦,學生自殺反映出冷酷理由會變得多麼暴力,瘋狂可能來自缺乏理性,但也可能出於極度理性。
14学生の自殺は、非情な理性がいかに暴力的になりうるかを示している(原註:ここでは、「感情」の対義語として「理性」という言葉を使っている)。
15狂気は理性のないところから生み出されるが、同時に行きすぎた理性からも生み出される。心理軟弱?
16心の弱さのせい? KAIST学長に辞任要求要求校長下台
174番目の自殺の直後、KAISTの学長Suh Nam-pyo氏は記者会見で、ペナルティシステムを廃止すると述べた。 しかし、世の中の懸念やすでに進行している論争を鎮めるにはほど遠かった。第四起自殺案發生後,校長在記者會表示,該校將廢除罰金制度,可是如此並不足以平息社會關心及論辯,人們在網路要求他下台,因為當初就是校長決定建立罰金制,以提高校內競爭,民眾也在Daum Agora網站發起連署,主張他盡快辭職,由於該校獲政府大力支持,校長預計在4月18日赴國會說明近期自殺事件。
18韓国のネットユーザーは、Suh氏が競争激化のためにこのシステムを創設した一人であることから、Suh氏の辞任を要求している。 彼らはDaum Agoraのサイトにオンラインの請願を掲載し、学長辞任を要請している。此外,校長對於自殺事件發言不當,也引起許多民眾反感,甚至包括他的支持者在內。
19KAISTは大部分を政府による支援で運営されているため、Suh氏は4月18日の国会の質疑応答に出席し、最近の自殺について説明しなければならない。 さらに、自殺の後のSuh氏の不適切なコメントにより、国民と、ついには彼の支持者たちまでもが、彼に背を向けることとなった。第三起死亡案例發生後幾天,校長於4月4日在學校官方網站首頁刊載一則訊息,間接認為自殺反映心理軟弱,《Kyunghyang》報紙提及,第四起案例發生前兩天,有位反抗罰金制度的該校新生提出自殺問題,校長曾強調,「美國優秀大學自殺率比我們高出許多」。
204月4日、3番目の自殺から数日後、Suh氏は大学のホームページにメッセージを掲載し、自殺は心の弱さの表れであるとした自身の意見を遠まわしに述べた。首爾國立大學法學教授Cho Gook在Twitter網站上極具影響力,他認為:
21京郷新聞によると、4番目の自殺のちょうど2日前、ペナルティシステムに反対するKAISTの新入生が、繰り返される自殺について質問した際、Suh氏は「アメリカの有名大学における自殺率は、わが大学よりずっと高い」と述べた。
22ソウル大学校の法律学教授であり、最も影響力のあるツイッターユーザーの一人でもあるCho Gook氏(@patriamea)は、こうツイートしている:
234人目が自殺して初めて、Suh学長はシステムの廃止を発表した。「 授業料」をちらつかせて学生を脅し、「勉強マシン」になることを強要するというやり方で、このような悲劇を招いた責任はSuh氏にある。直到四名學生自殺後,校長才宣布廢除罰金制度,他必須為這場悲劇負責,因為他向學生勒索學費,還逼迫他們淪為「學習機器」。
24Cho氏がSuh氏の退陣を要求したことについて批判されると、Cho氏は再度ツイッター上で、なぜ現時点で辞任が必要かを説明している:這位教授因為主張KAIST校長辭職,也招致部分人士批評,他因此再發出另一則訊息,說明為何辭職為必要之舉:
25Suh氏の退陣で全て解決するかって?他辭職能解決所有問題嗎?
26もちろん、解決しない。當然不可能,我是否怨恨他?
27私がSuh氏に恨みでももっているか? いや、私はこの男に会ったこともない。不,我根本沒見過他,但我覺得該校若再讓這位校長留任一天,縱然是校內能力最佳的職員,也很難助學校重回正軌。
28でも、これだけは言える。制度殺人
29KAISTがこれ以上この一連の事件に全責任を負うトップを放っておけば、他の誰か、KAISTのスタッフで最も有能な者でさえ、大学の再建に苦労することになるだろう。 システムが引き起こす自殺有些人指出,正因為這所學校地位特殊,讓學生將壓力視為理所當然,因為他們受到政府支持,又享有一般學生所沒有的種種優渥待遇。「
30中には、KAIST独特のステータスを取り上げ、KAISTの学生が政府の支援を受け、一般の学生が受けられないような恩恵を受けているのだから、ストレスは当たり前のものと考えるべきだという意見もある。 KAISTは国の最初の科学技術研究機関として、韓国政府により創立された大学で、創立以来政府により莫大な資金援助と法的支援を受けている。韓國高等 科技學院」由韓國政府出資成立,做為國內第一所科學與工程教育機構,長期擁有官方龐大財務及法規支持;原本韓國所有身心健全男性都必須服兵役,但該校學生 自動免役,基督教神學家Hahm See-young即從這個角度切入:
31全ての健康な韓国人男性が負う兵役義務を、KAISTの学生は免除される。 キリスト教神学者であるHahm See-young(@Deraugustinus)はこの点を指摘している。該校學習環境是用納稅錢所建,故學生念書不只是為個人發展,更為了國家和全體國民,[…]相較於其他西方大學生為畢業所做的研究和努力,韓國學生要畢業真是輕鬆愉快。
32KAISTの学生は、国民の税金で勉強している。 自分の成長のためだけでなく、国家と国民のために勉強するのが、彼らの義務じゃないか。[韓國社會過度重視教育的風氣相當出名,連帶造成自殺率特別高,連青少年亦不例外,據估計,光是在2010年,國內便有3名小學生、53名國中生、90名高中生自殺(共146人)。
33…]西欧諸国の大学の学生が卒業までに成し遂げなければならない勉強や研究の量に比べたら、韓国の学生はあまりにも簡単に卒業できてしまう。 韓国の教育熱は悪名高い。Suh Sang-hyun去年自該校輟學,他投書至多個公共論壇,指控韓國社會向來迷戀文憑:
34その悪影響の一つである自殺率は、10代においてさえ、前代未聞なほど高くなっている。 2010年だけで、3人の小学生、53人の中学生、90人の高校生、合計146人の生徒が自殺したと推定されている。有些人看到KAIST校園裡,貼上「我們在本校不快樂」的海報後,質疑「若不快樂,為何不休學?」,我附議,假使那麼不快樂,甚至要選擇自殺,就應該離開。[
35ネットユーザーID:Suh Sang-hyunは、2010年にKAISTを中退しているが、数々のパブリック・フォーラムのサイトで、韓国社会の高学歴信仰を批判している。
36KAISTの掲示板の「この大学では、我々は不幸である」というポスターを見た人の中には、「不幸だと思うなら大学を辞めればいいじゃないか」と言う意見もある。
37同感だ。…]但是因為社會如此看重大學文憑,學生不敢這麼做。
38自殺を図るほど不幸なら、中退(または休学)するのもありだろう。[ …]それでも、この社会では大学の学歴が不可欠だから、誰もそんなことをしようとは思わない。校長也實施英語教學,幾乎所有課程皆使用英語授課,他聲稱如此能增加學校競爭力,但甚至教授都群起反對全英語授課,因為多數時候,語言障礙反而會讓學生更難理解,也扼殺師生討論及對話機會。
39Suh学長はまた、ほぼ全ての授業を英語で行わせるという集中英語コースを採用している。격암分析,韓國教育制度已陷入僵局,任何改革縱然再有必要,都會受到批評:
40Suh氏はこの改革で、大学の競争力が増すと主張しているが、100%英語で行う授業に対しては教授陣の反対もある。 英語による授業は学生たちの理解度を下げ、教師と学生との間の活発な会話を妨げる場合が多いためである。聽到學生自殺及抱怨在該校念書多麼困難之後,人們很容易就會指責校長Suh Nam-pyo,很容易要求降低學習環境內的競爭情況。[
41ブロガーの격암 (:Gyuk-Am) の分析によると、韓国の教育システムは行き止まりにきており、いかなる改革もその必要性にかかわらず批判される。
42学生の自殺とKAISTで勉強することの辛さを知って、それをSuh Nam-pyo学長のせいにすることはとても簡単である。 そして、代わりによりゆとりのある学習環境を求めることもできる。[…]雖然這位校長的教育改革方針並不正確,但今日大學陷入動輒得咎的處境,若太過寬鬆,就會落於人後;若太過嚴苛,會產生副作用。
43…]要するに、たとえSuh氏の教育改革が間違っているといえそうだとしても、依然として大学は打つ手のない、手詰まり状態なのである。 ゆとりを与えすぎれば遅れをとっている気分になり、逆に学生をむち打てば悪影響が出てくる。為激勵學生士氣,KAIST決定讓學生在4月11日至12日放假兩天,並鼓勵他們與教授溝通,但許多人質疑此舉無效。
44学生の士気を回復させるため、KAISTは4月11日から12日の2日間を休みにし、学生が教授と話をするよう促しているが、おざなりの対策だとして、大多数はその効果を疑問視している。