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1 | 大挙する観光客、世界最大のマングローブ林を破壊 騒音を立ててごみをまき散らす観光客の増加が、世界最大のマングローブ林を痛めつけている。 | 孟加拉:觀光業毀全球最大紅樹林 |
2 | このマングローブ林はバングラデシュからインド東部にかけてひろがり、 ベンガルトラ [en]を始め、アクシスジカ、鳥類、ワニ、さまざまな種類のヘビなどが生息する多様な野生動物の宝庫である。 | |
3 | 冬季の現在でも温和な天候が観光客をシュンドルボンに呼び寄せ、それに伴い大勢の客が環境を顧みずにピクニックや観光をするため、自然環境が破壊され動物に害が及んでいる。 | 因為遊客製造的噪音與垃圾日增,不斷傷害全球規模最大的紅樹林區域,範圍從孟加拉一路延伸至印度東部,當地不僅是孟加拉虎棲地,亦擁有諸多野生動物,包括花鹿、鳥類、鱷魚及多種蛇類。 |
4 | 毎年10万人近い国内外の観光客 [bn] がこのユネスコ世界遺産の地に押し寄せ、その数は年々20-30%ずつ増加している。 | 由於近來冬季氣候溫和,勢必吸引大批遊客前往Sundarbans森林,在此任意野餐及觀光,不僅摧毀環境,亦打擾動物棲息,這座森林已名列聯合國教科文組織世界遺產,每年將近十萬人次國內外遊客湧向當地,且每年都增加20%至30%。 |
5 | この問題によって地元メディアとブログ界で議論に火がついた。 | 此事在國內媒體及部落格圈成為話題。 |
6 | シュンドルボンでトレッキングをする観光客。 撮影はMohammad Mustafizur Rahman。 | 在Sundarbans森林健行的遊客,照片由Mohammad Mustafizur Rahman拍攝,經許可後使用 |
7 | 許可のもと掲載 [en]。 観光客は朝10時には蒸気船とそれより小型の手漕ぎボートにぞろぞろと乗船し始める。 | 《The Daily Prothom Alo》報紙記者Iftekher Mahmud記錄個人經驗: |
8 | 蒸気船はビートのうるさい音楽を大音量で響かせながら深い森の奥へと川を進む。 彼らはビニール製のポテトチップスの空き袋やポリ袋を船から川に投げ捨て、環境に多大な害を与えるのだ。 | 早上十點,大批遊客搭乘蒸汽船及其他小船湧入,蒸汽船一路駛向森林深處,播放的音樂震耳欲聾;船上遊客隨意將洋芋片空袋及保特瓶扔入河中,嚴重傷害環境。 |
9 | バードウォッチャーの Tareq Onu はシュンドルボン滞在中、 Facebook [bn] でコメントした。 | |
10 | ビニール袋やペットボトルをためらいなく川に投げ捨て、森で耳障りな音楽をガンガンかけている野蛮な人々を見かけた。 どうしてこういう人がシュンドルボンに来るんだ? | 賞鳥民眾Tareq Onu在Facebook頁面上也提到個人造訪經驗: |
11 | プロトム・アロのコメンテーター、Mohammed Arifur Rahman Chowdhury [bn] は、こうした観光客は無知であると言う。 | |
12 | 観光客として、我々は非常に無知である。 | 看到有些野蠻人任意將塑膠瓶與袋子丟進河裡,又在森林裡播放大聲且惱人的音樂,這些人究竟為何前來Sundarbans森林? |
13 | 旅行のエチケットも、自然を乱さないためにはどうしたらいいかも、いまだ知らずにいる。 うるさい音楽をかけて、シュンドルボンの静けさを楽しむこともできないのだ。 | Mohammed Arifur Rahman Chowdhury在《The Daily Prothom Alo》報紙網站上留言,認為這些觀光客很無知: |
14 | シュンドルボンに多数ある河川を移動する船も増加している。 2011年にこの地域を航行した一般の船や貨物船は25隻だったが、わずか1年後には130隻以上に急増した [bn]。 | 觀光客極為無知,我們仍不明白何謂旅遊禮節,也不知道如何不打擾自然,若是大聲播放音樂,就不可能享受森林裡的平靜。 |
15 | 毎日、こうした船は水力発電式の警笛を響かせたり、汚染した排気や排油を垂れ流しては、シュンドルボンの自然環境を少しずつ破壊するのだ。 | 穿梭於Sundarbans森林裡的船隻數量也不斷增加,當地在2011年只有25艘客貨船,隔年卻暴增至130艘以上,每天都大聲使用水力發電汽笛,並排放骯髒廢氣與油污,進一步摧毀環境。 |
16 | 川に浮かぶ漁業用の網。 撮影はMohammed Mustafizur Rahman。 | 浮在河上的漁網,照片由Mohammad Mustafizur Rahman拍攝,經許可後使用 |
17 | 許可のもと掲載 [en]。 | 漁民在捕撈過程中,也摧毀了森林,Shopnobalok Ami在somewhereinblog部落格寫道: |
18 | 魚やカニ、巻貝などを捕りに来る漁師が、森の木を伐採しボートに括り付けてその日の収穫物と一緒に持ち帰ることがある。 しかし希望はある。 | 漁民捕魚蟹及蝸牛時,有時也會砍伐樹木,與當天漁獲一同綁在船邊。 |
19 | シュンドルボンで身勝手な観光に終止符を打ち、エコツーリズムを促進するために、政府は環境にダメージを与えかねない物品の携帯を禁じる法案 [bn] を打ち出した。 | |
20 | マイクやメガホン、化学製品、プラスチック、不要な食料を川に捨てることは禁じられ、ボートには適切なごみ処理システムを設けることが義務付けられるだろう。 校正:Yasuhiro Hagiwara | 所幸希望仍在,為推廣生態旅遊、遏止污染行徑,政府已草擬法案,禁止觀光客攜帶任何可能危害環境的物品進入Sundarbans森林,包括麥克風、擴音器、化學產品、塑膠製品等,也禁止將食物丟入河中,船上也必須設置適當的垃圾桶與設備。 |